2021.9.9:ウイルス(細菌)情報と予防対策

デルタ株は空気感染の間違い

デルタ株になって空気感染し始めているという論調

報道を見ていると、デルタ株になって空気感染し始めているという論調があります。デルタ株になったら羽根が生えたのでしょうか?

デルタ株はウイルス量が多く感染場所が特定される

従来株の感染力では至近の人にしか空気感染しなかったため、どこで感染したか特定されるケースが数多くありませんでした。デルタ株はウイルス量が多く一瞬で周りの多数の人に感染させるために感染者が激増し、どこで感染したかが特定されることも増えました。
そのほとんどが飛沫接触感染では説明がつかないため、デルタ株は空気感染すると思われています。

感染のほとんどすべては空気感染

しかし私たちママイオンは、これはデルタ株に始まったことではないことを知っています。これまでも空気感染の報告は実例としてあがってきていましたが、飛沫接触感染しかあり得ないという見解から空気感染の報告は無視されてきていました。
空気感染が最初に明確になった例が1年半前の横浜に寄港したクルーズ船の一件でした。感染者を病院に搬送した救急隊員が感染したのですが、この時に隊員は防護服を着てゴーグルとマスクをしており飛沫接触感染では説明がつきません。あり得るのは狭い空間で空気感染したということ以外に説明がつきません。
病院内で使用するタブレットPCで十数人が感染したというニュースなどあり得ないことが報道されていました。唾液に微量に含まれているウイルスが飛沫になってタブレットPCについて、その場所を十数人が触る偶然、そして感染する量をぬぐい取ってまだ十数人がぬぐい取れるウイルスが付着している?そしてぬぐったウイルスを十数人とも舐める? とてもありうることではありません。

デルタ株はウイルス量が格段に多いため吸い込むウイルス量が多いから感染しやすいというこであり、空気感染という経路は当初から変わっていません。
空気感染対策こそが必要なことなのです。

14秒間トイレにいただけで感染

中国で監視カメラを確認したところ、14秒間一緒にトイレにいただけで感染した事例が報告されました。感染していた人はトイレの中ではマスクを外していました。そのため一瞬で大量のウイルスを呼吸とともに吐き出し、後から来た人がそれを吸い込んでしまいました。仮にマスクをしていても滞在時間が長ければ大量のウイルスを吐き出してしまうため感染のリスクがあります。
そんな一例が、厳しく感染対策をしているオリンピックの警備にあたった警察官が共用トイレで感染したと思われる事案です。

私たちがこれまで注意喚起してきたように感染者の肺から出た新型コロナウイルスが空中に漂い、それを別の人が吸い込むことで感染します。ママイオンの実験映像のように狭い空間ではすぐにウイルスが充満してウイルスの濃度が上がり感染しやすくなります。これまでクラスターが発生した事例を見れば明らかですが、全て天井が低く狭い空間でばかり発生していることがこれを裏付けています。

そしてその天井が低くて狭い空間にはトイレがあります。これまでもトイレで数多くの感染が発生していたと思いますが、感染経路のトレースにおいて何月何日の何時何分にトイレを利用したという聞き取り調査をして他の感染者と照合するのは不可能ですから見逃されてきました。中国の14秒の件はトイレに監視カメラがあるという中国だからこそ発見できた事実です。
今回、空気感染だと認められることによりオリンピック警備隊の事例のように取り上げられるようになってきました。これまで私たちが疑問を呈してきた都営地下鉄の運転手が歯磨きの時の飛沫により大量に感染したという事例は間違いであり、狭い空間だから空気感染したということが言えると思います。

では、そのような狭い空間に入る際に感染を防ぐ効果的な方法はあるのでしょうか?

小型空気清浄機が有効な理由

先にも述べたようにデルタ株は大量のウイルスをまき散らします。そのため、その狭い空間内で浮遊するウイルスを素早く落とし、鼻や口の周囲にウイルスを容易に近づけさせないようにする必要があります。

そのような状況で有効な手法の一つが小型空気清浄機、ママイオンです。

ママイオンはマイナスイオンにより、首からかけて顔の周囲の微細粉塵やウイルス、花粉等を除去することができるアイテムです。
つまり、顔周りから侵入するウイルスなどを防ぐ効果が見込め、感染を予防できる可能性が」あるわけです。

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