2021.6.13:ウイルス(細菌)情報と予防対策

電車では感染しないのは本当か?

ウイルスは人間などの宿主に寄生して生きています

電車では感染しないと当初から専門家が説明して来ました。
それは本当でしょうか? 答えは、それは正しくないということです。電車で感染した証拠がない=電車では感染しないというのは証明になっていません。電車で感染したかどうかも調べてもいません。
飛行機は先の事例のように感染が何度も発生しています。飛行機では起きるのに、より密になっている電車では発生しない。それは解せませんよね?

違いは、飛行機は感染の調査をしているが、電車の感染調査はしていないからです。

感染者はその経路について聞き取り調査をされますが、その際に調査する人は電車などを除外して、どのナイトクラブやキャバクラに行ったのかをしつこく聞き、電車は感染しないと除外していたそうです。このように最初から電車は感染しないという常識になっていて調査をしておらず、その結果、電車の感染例が0のままになってしまっているのが現状です。

ウイルスの動きを考えれば、電車の中で感染しない状況は考えられません。調査する側の事情を考えてみてください。あなたがこの3日前から10日前に乗った電車、発車時刻、車両番号と車内の位置を全て書き出してくださいと言われても無理でしょう。電車だけではなく、立ち寄ったコンビニと時刻、ビルでエレベーターに乗った時刻、それら全てについて数百万人が正しくデータを全部出してくれてそれをスーパーコンピューターで解析しないと、どこで感染やクラスターが起きたか分からないのです。

調査不能なので、電車では感染は発生しないということにするしかないのだと思います。

Cocoaはなぜ4ヶ月も気付かれなかったのか

Cocoaは全然鳴らなかったのはなぜか。これだけの感染者がいて、通勤電車で何日も移動していたわけですから、その近くにいた人というのであれば多くの人がcocoaの警報を受けることになります。
考えられることの1つは、cocoaの電波はとても弱く、完全に感染者の隣にいないと探知しないことや、スマホをカバンの中に入れていると電波が届かないかもしれないという問題点です。

もう一つは、電車の中や繁華街での接触は除外していた可能性があります。

私の周りでは1人しか通知が来ていません。このため鳴らないのが当たり前になっていて、システムが停止していることに4ヶ月も気付かなかったことになります。

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