2021.6.8:ウイルス(細菌)情報と予防対策

感染状況からわかること

真の原因

これまでの感染報道でも「一体どうやって感染したのでしょうか?」という、どのように考えても飛沫、接触感染では説明がつかない事例が多数ありました。
そのことについてもっと掘り下げていれば、真の原因を知って正しい対策ができたわけです。

飛行機

【記事】
https://crisp-bio.blog.jp/archives/24230670.html

神戸空港から沖縄空港 (3月20日; ~2時間のフライト)

ロンドン現地時間2020年3月1日午前11:20発, ハノイ現地時間2日午前5:30着のベトナム航空54便 (VN54; ボーイング787-9)でのクラスター発生例

これらの事例では客席とトイレで感染していることが分かります。上の例では離れた席でも感染が固まっています。トイレで接触しうる場所は取っ手ですが、この感染図はそれを否定し、空気感染だということを示しています。ウイルスを吸い込んだから、座席に戻ってすぐに周りの人たちに呼吸によって空気感染を広げたわけです。接触感染ならば、指に付着したウイルスを2席隣の人や前後の人に感染させるすることはできません。

下の例では、ビジネスクラスのトイレはエコノミーと分かれていること、乗員も感染していることからやはりビジネスクラスのトイレと座席で空気感染していることが分かります。

エレベーター

【記事】
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/712.php

エレベーターに一度乗っただけで71人が2次感染

この報告ではエレベーターの操作ボタンによる接触感染としています。しかし考えればわかる。71人が平均3人家族としても、24人がエレベーターのボタンを触っても、まだウイルスが濃厚レベルで付着したままとは考えられません。そしてこれも操作パネルを検査していないから、パネルにウイルスが付いていたかどうか何の根拠もありません。なにより感染者の手指からウイルスが検出された事例は1つも報告されていません。

中国の住宅用エレベーターは基本的にただの密閉箱で換気も一切なく、建物の一番奥に設置されているので外気も入りません。誰かがタバコを吸ったままエレベーターに乗るとしばらく臭い。感染者がウイルスを吐き出し、それがエレベーター何に留まっていたと考えるのが妥当です。

ホテル

【記事】
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/03/85nz_1.php

この徹底した追跡調査により、飛沫や接触の可能性がありえないことと、廊下を通じた空気感染であることを証明しています。

スナック

【記事】 https://www.sankei.com/life/news/210420/lif2104200009-n1.html

アクリル板に空気清浄機「万全の防止策取っていたが」…スナックで変異型感染21人

アルコール消毒に何の効果も無いことを示しています。アクリル板は吐いたウイルスをそのまま吸い込むことをは防げますが、ウイルスはアクリル板を回り込んで広がって行きます。 空気清浄機は有効ですが、写真でわかるとおり家庭用の空気清浄機などでは能力が低すぎて、火事を水鉄砲で消そうとしているようなものです。

歯磨き

【記事】
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210114-OYT1T50170/

運転士38人が感染。経路は水道の蛇口と推定。推定したのは保健所。ウイルス検査はしていません。接触感染しか有り得ないという前提で原因を考え、接触する場所が蛇口しかないから蛇口から感染したという推測になりました。

38人ですよ? 歯磨きの時の水しぶきに混入した微量のウイルスが蛇口に何日も留まり続けて、38人まで感染させたというのはあまりに無茶なこじつけです。
宿舎内の空気感染か列車の運転席での空気感染と考えるほうが自然です。
そして、歯磨きが危険だというのであれば、感染者の自宅や隔離している病院、ホテルの蛇口からウイルスが検出されるわけですが、その事例もありません。

このように、飛沫接触感染だと報道されている事例は多数ありますが、どれもウイルス検査をしておらず推測でしかありません。 それどころか、あり得ないというこじつけた接触感染のものも多いのが実際です。

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