本稿は新型コロナウイルス発生時からの当社の見解でしたが、WHOおよび日本の専門家が空気感染を否定していたため公表を控えていたものです。この度WHOやCDCが空気感染だという認識を発表したので公表することにいたしました。
記述内容は事象を検証したもの及び空気中の浮遊物についての実験結果でありウイルスについて医学的助言をしているものではありません。

実験映像で読み取れる

ウイルスの動きを観察すれば見えてくる

 

コロナはなぜ感染していくのか?

クラスターはなぜ発生するのか?

変異株がなぜ感染しやすいのか?

なぜインドで真菌感染症が急増しているのか?

ウイルス側の動きから見れば、いま謎と言われている感染経路やクラスター発生は、明確に見えてくる。

 

 

事象を観察すれば見えてくるコロナ感染の理由と対策

 

昨年末からずっと飲食店の時短営業や酒の禁止、アルコール消毒やアクリルパーテーションの義務化など、従来より厳しい対応をしているにもかかわらず、感染は止められていません。これはいったいどういうことなのでしょうか?

 

PDCAの欠如

ビジネスやスポーツなど一般社会では、結果が悪いのは方針や行動が正しくないからカイゼンしようという話になります。いわゆるPDCAサイクルです。PDCAサイクルは問題解決としてとても合理的な取組みです。未知の問題が発生した場合は当然確実な解決策などありませんから、何らかの仮説をたてて実行してみて、その結果で次の行動を検討していくというものです。

1年前、コロナ感染は夜の飲食店が原因だと仮定して自粛を実行したことは間違っているとは言えません(専門家が夜の飲食店での感染がほとんどだと言っていたので)。しかし、実行してみてその結果が伴っていないならば、原因を考察して別の行動を検討しなければならなかったのに、今現在でもなお夜の飲食店で感染が発生するという仮定を変えていません。当然結果は変わらず悪いままです。

調査した結果では、飲食店での感染は20%以下なのですから、飲食店自粛の効果があるのはその20%に対してだけです。この飲食店以外の80%について対策を取らなければいけないのに、飲食店だけの抑制しかやらないので、感染者が少し減っただけで下げ止まってしまうのです。

一方、感染源と言われて当初大量の感染者を出した中国は、およそ1ヶ月でウイルスをほぼ撲滅しています。これは、正しく対策を取れば感染を止められるという証です。

 

 

飛沫感染、接触感染の実例は1つも存在しない

政府も専門家の方々も口を揃えて感染は飛沫と接触感染によるものなのでと断定的に話をしますが、これまで飛沫感染や接触感染の実例を聞いたことがありません。

飛沫や接触感染の実例はないのに、なぜ断定的になってしまったのでしょうか?
考えられることとすると以下のことがあります。

  • 当初、中国政府が空気感染はないと発表
  • 中国の発表を受けWHOも空気感染はないと発表
  • 日本はSARS対策の文書を元に対策の指示が出されたと思われます。 https://www.med.or.jp/kansen/sars/sars150514/sars_c.pdf
    内容を読めば政府の指示がこれに戻づいていたことが容易にわかります。

このSARS対策文書の中で感染経路の回答として次の説明があります。

「感染経路としては,空気感染も否定できないものの,主要な感染経路は,飛沫感染,接触感染と考えられています. なお,「空気感染」とは,「感染性の病原体が空気媒介飛沫核となって長時間空気中に浮遊し,空気 の流れにより広く拡散し,吸入により感受性のある者に感染する」感染様式であり,一方,「飛沫感染」 とは,「咳,くしゃみ,会話の際に,感染源となる患者より発生する病原体を含む飛沫粒子が感受性の ある者の気道に感染する」感染様式です.飛沫感染の場合は,飛沫粒子は空気中を浮遊せず,通常約 1 メートル程度までしか飛ばないと考えられていますので,飛沫感染はそれ以上密な接触をする場合 に起こると考えられます.」

ここには3つ大きなことがあります。1つは、SARSの感染経路は全く分かってなく、実証実験も何もされていない憶測で回答しているということ。今回の新型コロナにおいて、きっとSARSと同じだろうという憶測でこの文書の対策を実行したと思われますが、この文書がそもそも憶測で書かれているものであり、結果新型コロナの対策は憶測に憶測をかけた何の実証もされていない対策を指導してしまっていたことになります。

次に、これを元にしたために、1メートルの距離をとれば良いという対策しか取らなかったこと。そして感染が拡大するにつれて飛沫感染を防止するためにアクリルパーテーションなど唾液が他人の口に入ることを防止する措置が取られたこと。

最後に、文書では「「空気感染」とは,「感染性の病原体が空気媒介飛沫核となって長時間空気中に浮遊し,空気 の流れにより広く拡散し,吸入により感受性のある者に感染する」感染様式」と空気感染の定義をしていて、これはアメリカCDCの説明と一致しています。しかし日本では、新型コロナの空気感染の可能性を指摘されると、政府や専門家は空気感染ではなくエアロゾル感染、マイクロ飛沫感染だとして、この文書やCDCの定義とは異なる説明をして、空気感染を否定してきました。

この文書が憶測で書かれたのは、日本ではSARSが流行せずに充分な検証ができなかったのだろうと思います。しかし今回、前例踏襲によりこの憶測の文書が実績として重んじられてしまい、間違った対策につながってしまったと考えられます

 

延々と報道された、○○を介して飛沫が感染、という記事

政府や専門家により飛沫接触感染しかないという発表がされていたので、マスコミの報道もそれに沿った内容になりました。感染が発生すると、何を介した接触感染なのかというストーリーを模索して記事を書き、最後に推測という断り書きを添えるというものです。

 

「大江戸線運転士の集団感染、「盲点」だった共用洗面所の蛇口」https://www.yomiuri.co.jp/national/20210114-OYT1T50170/

このように記事では推定と但し書きはありますが、この見出しだけで断定的に受け取られていました。
これ以外にも、タブレットPCを介して感染したとか、多くの飛沫接触感染の記事はありますが、どれ一つも調査はされていない憶測の記事でした。

愛知県蒲郡市でウイルスをばら撒くと言ってフィリピンパブを訪れて店員を感染させた事件がありました。感染者と同じ場所に座った店員が感染し、接客していた店員は感染していないことから、ソファーに座ったことで接触感染と報道されました。実際にはウイルス調査はされていませんし、感染者がどうやってソファーに高濃度の飛沫をつけたのか、そのソファーで化粧を直した女性がなぜそのソファーのウイルスが喉の中にいるのかという検証もされていませんでした。

 

数十万人の感染者がいても手指からウイルスが検出された人はゼロ

日本だけでも60万人以上の感染者がでましたが、その誰一人の手指からもウイルスは検出されていません。どうしてこれで手指のアルコール消毒が感染対策ということになってしまうのでしょう。

クラスターを発生させたのは飲食店がアルコール消毒を徹底していなかったから、でいいのか?

アルコール消毒を徹底していたのにクラスターが発生した事例は次々に起きたのに、それでも手指のアルコール消毒が足りないから店でクラスターが発生したとして、一層のアルコール消毒の徹底を求めています。
手指にウイルスは存在しないのですから、この対策は何の意味も持ちません。クラスターが発生したら飲食店に落ち度があったという批判は筋が通りません。

 

感染状況からわかること

これまでの感染報道でも「一体どうやって感染したのでしょうか?」という、どのように考えても飛沫、接触感染では説明がつかない事例が多数ありました。
そのことについてもっと掘り下げていれば、真の原因を知って正しい対策ができたわけです。

 

飛行機

神戸空港から沖縄空港 (3月20日; ~2時間のフライト) https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2502-idsc/iasr-in/9930-488d01.html

航空機内での感染が疑われた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター事例

 

ロンドン現地時間2020年3月1日午前11:20発, ハノイ現地時間2日午前5:30着のベトナム航空54便 (VN54; ボーイング787-9)でのクラスター発生例 https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/11/20-3299-f1

これらの事例では客席とトイレで感染していることが分かります。上の例では離れた席でも感染が固まっています。トイレで接触しうる場所は取っ手ですが、この感染図はそれを否定し、空気感染だということを示しています。ウイルスを吸い込んだから、座席に戻ってすぐに周りの人たちに呼吸によって空気感染を広げたわけです。接触感染ならば、指に付着したウイルスを2席隣の人や前後の人に感染させるすることはできません。

下の例では、ビジネスクラスのトイレはエコノミーと分かれていること、乗員も感染していることからやはりビジネスクラスのトイレと座席で空気感染していることが分かります。

 

エレベーター

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/712.php エレベーターに一度乗っただけで71人が2次感染

この報告ではエレベーターの操作ボタンによる接触感染としています。しかし考えればわかる。71人が平均3人家族としても、24人がエレベーターのボタンを触っても、まだウイルスが濃厚レベルで付着したままとは考えられません。そしてこれも操作パネルを検査していないから、パネルにウイルスが付いていたかどうか何の根拠もありません。なにより感染者の手指からウイルスが検出された事例は1つも報告されていません。

中国の住宅用エレベーターは基本的にただの密閉箱で換気も一切なく、建物の一番奥に設置されているので外気も入りません。誰かがタバコを吸ったままエレベーターに乗るとしばらく臭い。感染者がウイルスを吐き出し、それがエレベーター何に留まっていたと考えるのが妥当です。

 

ホテル

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/03/85nz_1.php

この徹底した追跡調査により、飛沫や接触の可能性がありえないことと、廊下を通じた空気感染であることを証明しています。

 

スナック

https://www.sankei.com/life/news/210420/lif2104200009-n1.html アクリル板に空気清浄機「万全の防止策取っていたが」…スナックで変異型感染21人

アルコール消毒に何の効果も無いことを示しています。アクリル板は吐いたウイルスをそのまま吸い込むことをは防げますが、ウイルスはアクリル板を回り込んで広がって行きます。 空気清浄機は有効ですが、写真でわかるとおり家庭用の空気清浄機などでは能力が低すぎて、火事を水鉄砲で消そうとしているようなものです。

 

歯磨き

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210114-OYT1T50170/  運転士38人が感染。経路は水道の蛇口と推定。

推定したのは保健所です。ウイルス検査はしていません。接触感染しか有り得ないという前提で原因を考え、接触する場所が蛇口しかないから蛇口から感染したという推測になりました。

38人ですよ? 歯磨きの時の水しぶきに混入した微量のウイルスが蛇口に何日も留まり続けて、38人まで感染させたというのはあまりに無茶なこじつけです。
宿舎内や休憩所での空気感染と考えるほうが自然です。
そして、歯磨きが危険だというのであれば、感染者の自宅や隔離している病院、ホテルの蛇口からウイルスが検出されるわけですが、その事例もありません。

このように、飛沫接触感染だと報道されている事例は多数ありますが、どれもウイルス検査をしておらず推測でしかありません。 それどころか、あり得ないというこじつけた接触感染のものも多いのが実際です。

 

 

空気感染はどういう状態で起きるのか?

 

新型コロナウイルスのサイズは0.1μmの微小粒子状物質で、非常に軽くて空間に浮遊します。

 

微小粒子状物質サイズの状態

粒子状物質はこのように空間に浮遊しています。

この容器の中には2.5μm以下の微小粒子状物質とそれより大きな粒子状物質が入っています。

 

 

粒子状物質の状態変化の実験

取り付けられているのは粒子カウンターという測定器です。少量の空気を吸い込み、その中の粒子の数を計測します。2.5μm以下のサイズと以上のサイズをそれぞれ分けて計測できます。
右は、放射型イオン空気清浄機の「mamaion(ママイオン)」を設置したものです。2.5μm以下も以上も様々なサイズの粒子が含まれているタバコの煙で実験しています。

グラフの左は2.5μmより大きな粒子で、細菌や花粉がこのサイズです。
グラフで分かるとおり、ママイオンを作動されば急激に空間に浮遊する粒子は除去されますが、ママイオンを作動させなくても浮遊する粒子は減っています。ママイオンはイオンが激しく飛び出して浮遊物に貼り付いて粒子同士が固まりながら落ちていくことで空気を浄化しますが、ママイオンを使わなくても粒子が大きく重量があるために自然に落下していくことがわかります。ママイオンはその落下を早くする効果があり、ママイオンを使わなくても時間が経てば全て自然落下します。

しかし右のウイルスサイズの粒子状物質の場合は全く異なってきます。ウイルスサイズの粒子は自然状態ではそのまま浮遊し続けます。少しずつ減っているのは測定器が空気を吸っているためです。

ママイオンを作動させると、ウイルスよりもはるかに小さいイオンがウイルスに貼り付き、落下させていきます。ママイオンを作動させるのと自然状態でこれだけ差が出ます

 

次の動画はママイオンが作動した状態を撮影した動画です。

ママイオンのイオン吹き出し口を触ってもほとんど風を感じませんが、粒子状物質にとってはこのような大騒ぎになります。
それほどかすかな空気の動きでも、ウイルスサイズの粒子は一面に拡散されていくわけで、新型コロナもこのような状態で空気中に拡散されていくわけです。

 

 

感染するしくみ

 

クラスター発生というひとくくりにする問題

クラスターが発生するたびに発生した場所が問題だと捉えられてきました。これは飛沫接触感染の対策を怠っているからだという考えがあるからです。
しかし前述の通り、飛沫接触感染で感染した事実はなく、空気感染でしかありえないものばかりです。

ではクラスターが発生した場所ではどういうことが起きているのでしょうか。

 

クラスター発生には大きく2つある

クラスターには2パターンがあるのに、ひとくくりにしてしまっている。

それは、感染が飛沫接触しかありえないからという前提になっているので、ひとくくりにしてしまうのです。

 

パターン1 濃厚接触

濃厚接触は飛沫感染によるものだというのが政府や専門家の説明でした。しかし、どう考えても飛沫が飛んで、それを指で拭い取り口の中や粘膜に塗りつけるようにしたとは思えない事例ばかりです。

実は濃厚接触は空気感染が引き起こしている

コロナは肺に多く潜み、咳や大声だけでなく普通の呼吸でもウイルスを吐き出しています。感染者の吐いた空気を吸えばウイルスが肺に入ります。その途中で鼻や喉奥にも付着します。後述しますが、ウイルスを吸い込んで感染になるのかどうかは、吸い込んだウイルスの量によります。たくさんのウイルスを吸い込むと感染するということです。
互いにマスクをしていても50%はマスクの脇をから放出されますので、マスクをしていても2倍の時間一緒にいれば、マスクをしていない時と同じだけのウイルスを吸い込むことになります。

 

パターン2 空間感染

先の実験映像の容器は小さいサイズなので煙は濃く白くなります。濃度が高いということです。もしももっと大きくて背の高い容器ならば透明に近くなります。
この状態がそのまま室内に例えることができます。大きなクラスターは閉め切って天井の低いところで全て起きていると言えます。カラオケ、小規模ライブハウス、会議室、家庭内、部室、介護ホーム、小さな居酒屋、トイレなどです。

昭和の居酒屋では多くの人がタバコを吸っていましたので、店のドアを開けたら天井の蛍光灯が白く曇ってよく見えないということがありました。この状態ではどこにいても髪や服がタバコ臭くなります。
タバコの白い煙のようにウイルスは室内に充満し、席が離れていても互いに長時間いれば感染する濃度のウイルスを吸い込んでしまう。これが大きなクラスターの発生する状況です。この状態は空間感染と言えます。

逆に屋外や天井の高いホールで大規模クラスターが発生しないのはウイルスが高く舞い上がってしまうため、離れた席の人に感染する量のウイルスが届かないからです

 

このように感染するまでのウイルスの動きが全く違うのにクラスターと一くくりしてしまい、さらに飛沫接触感染の可能性しか考えないために有効な対策が打てていません。

 

タバコで考えればウイルスの動きがよくわかる

先の実験でも使用しているタバコの煙で考えると、実験同様にウイルスの動きがよくわかります。
目の前でタバコを吸われると臭い。外で吸って戻ってきても臭いし、話を始めればかなり臭い。これは喫煙時に肺に残っていた煙が吐き出されてそれを吸っているからです。ウイルスもこのようにして自分の肺に入っていきます。

近くにいれば臭いですし、少し離れていても、屋外でも風下ならば臭い。これは、ウイルスを直接吸い込むことは屋外であってもおきるということです。運が悪ければ信号待ちをしているその瞬間でもコロナは感染しえるということです。
濃厚接触とは感染者の吐いたウイルスを直接吸い込む状態です。

 

一方、空間感染もタバコの煙でわかります。閉めきった部屋で誰かがタバコを吸えばやがて部屋中が臭くなります。タバコを吸っている時間が長ければ長いほど部屋は酷く臭くなります。ウイルスも同様に部屋に充満して部屋中のウイルス濃度が高くなります。
これが部屋にいる人の多くを感染させる大きなクラスターが発生する状態です。

この状態では、既に部屋にウイルスが充満していますから、後から入ってきた人が極わずかな滞在時間であっても感染してしまいます。

 

この2つの感染パターンを分けて考えなければなりません。分けて考えないから、原因が分からなくなってしまうのです。

 

 

実際の感染はどうやっておきるのか

上記2パターンとも共通して言えることは、感染者の吐いた息を一定量以上吸えば感染するということこの一定量は個人差があり、後述する免疫力に関係しています。

感染者が、大きな声で話す、歌う、咳をするなどでより多くのウイルスが排出され、周りの人がウイルスを吸い込む量が増えます。短時間でも感染レベルまで吸い込むことになります。
感染者が黙っていても、呼吸からウイルスは放出されますので、長時間近くにいれば吸い込む量が感染レベルを超えます

 

怖いのは、先の実験映像で分かるとおり、無風の場合、ウイルスはその場に浮遊し続けるということです
感染者の後にトイレを利用する、感染者が歩いた廊下を歩く、すれ違うなど、無風のところでは感染者がいた場所にウイルスが浮遊し続けます。

また、風下にウイルスが流れる場合としては、電車の中、エスカレーター、歩行中、信号待ちなど、風下にいるために吐かれたウイルスを直接吸ってしまうことがあります。

経路不明でどこで感染したのか全く分からないケースでも、このような濃厚接触により空気感染している可能性が高いのです。
濃厚接触=一緒にいる人ではありません。

 

感染者が吐いたウイルスを直接吸い込まなくても、閉鎖空間の場合や無風の場合では室内に充満して、空間感染になります。ニュースになっているのは大きなクラスターですから、この空間感染によるものがほとんどになります。
カラオケボックス、小型店舗内、会社内、施設内、病院内、休憩室内、更衣室内、トイレ内、車内、飛行機内、エレベーター内などがこの空間感染によるものです。この中で、場所が特定できるものだけがクラスター認定されますが、電車内などでは一緒にいた日時や場所が特定できないため、経路不明になります。

 

これらの中でもカラオケボックスと飲食店、休憩室が多いのはマスクを外すことに加え、滞在時間が長いことと、歌や会話で多くのウイルスが放出されるからです。飛行機も滞在時間が長いですが、マスクを義務付けてからは感染が減りました。

感染者が長時間いれば室内にウイルスが充満しますし、そこに長時間いればウイルスを吸い込む量も増えます。一人で来てカウンターで飲んだとしても、店内にウイルスが充満してるので感染してしまうのです。

 

インドはなぜあんなに感染拡大したのか?

インドがどうしてあんなに急激に増え続けていったのか。それも空気感染、ウイルスの動きで考えればわかります

今の東京でエレベーターに乗ったとして、近くに感染者が乗っている確率はどれくらいでしょうか?感染者が0なら、どんなに密になって乗っていても感染は1つも起きません。運悪く乗ってきてもせいぜい1人でしょうから、ウイルスを吐き出す量も少しで、感染するリスクはかなり低い。

しかしインドでは、感染が拡大してしまったために、エレベーターには何人もの感染者が乗ってきます。3人乗ってくれば濃度は3倍です。周りの人はすぐに大量のウイルスを吸い込んで感染してしまいます。エレベーターだけでなく、施設内や、通路でも、感染者が多いために浮遊するウイルスも多く、すぐに感染してしまいます。このようにしてねずみ算式に急激に感染者が増えていきました。もしかしたら大気汚染のように外気にもウイルスが充満してしまっているのかもしれません。そこまで行くと、家にいて誰とも近づいていなくても感染する可能性もあります。

 

個人差は免疫力の差

 

同じ場所にいても感染するかしないかは、個人の免疫力の差によります。
今吸っている空気には様々なウイルスや細菌、花粉、砂が混じっていて、コロナもあってもおかしくありません。

ではなぜコロナウイルスを吸い込んでも感染しないのか? それは身体の免疫力がウイルスを撃退しているからであり、感染するというのはウイルスの量や強度が免疫力の能力を上回るからです。

 

風邪を引いたときに鼻がつまったり鼻水が出るのは、外敵を吸い込まないようにする、それを洗い流して外に出そうとする防御反応です。なぜ鼻水がネバネバするかと言えば、ウイルスに絡み付いて閉じ込めてしまうためです。そこに常在菌がやってきてウイルスを退治する。ウイルスが体内に入ってしまったら、白血球などが出撃して取り囲んでやっつける。そしてウイルスを弱らせるために発熱して体温を上げる。

風邪を引いて体温が上がるのは免疫システムが正常に働いているわけで、発熱したときに解熱剤を飲んでしまったら、免疫システムの高熱攻撃で瀕死だったウイルスが元気を取り戻して白血球に打ち勝ち、体内で増殖していってしまい、治るまでに長い時間を要してしまいます。

 

人間の身体には60兆個の常在菌がいて、身体のいたるところで保護膜になってくれています。皮脂も同じく保護膜になっています。

もし皮膚にウイルスがついても、皮脂があるために容易に皮膚細胞へ侵入させません。そこに常在菌が集まってきてウイルスを退治します。
これは皮膚だけではなく、鼻や口、粘膜や血管などいたるところにあります。

しかし吸い込んだり付着したウイルスの数が多いと、退治することが追いつかなくなります。そして細胞に侵入されてしまいます。

この常在菌などの保護能力には個人差があるために、同じ状況にいてもウイルスにやられる人とウイルスに勝つ人が出てきます。ウイルスが浮遊している同じ部屋にいても、感染する人としない人がいるわけです。この個人差を考えないと、空気感染であることを間違えて否定してしまい、感染した人はどこか別の場所で飛沫感染したのだろうと結論付けてしまいます

 

白血病の治療や抗がん剤の治療の時は無菌室に入ります。それは抗がん剤はがん細胞を殺そうとする強力な除菌薬であり、がん細胞と同時に60兆個の常在菌も全滅するため、その状態でウイルスが付着すると常在菌が無いためにすぐに体内に侵入され、体内でも常在菌がないためにすぐに大増殖して死に至るからです。それを防ぐために無菌室に入るわけです。

持病により飲む薬によっては常在菌を抑えるものもありますし、持病そのものにより常在菌が活性化しにくくなるので、持病の人は感染しやすくなるのです。

 

この個人差のある免疫力は、コップの大きさがそれぞれ異なると例えることができます。コップの大きさを越えて水が溢れるとウイルスに感染し、それ以下なら免疫力で退治できる。
またそのコップのサイズは日々の体調によって変わります。

 

感染しにくくするには免疫力を高める、常在菌を増やし減らさないことが大切です。
もしも空間除菌剤を日常的に使っていれば、呼吸器の常在菌は常に失われた状態なので、ウイルス感染のリスクが高くなります。

必要なのは除菌ではなく育菌と言えるかも知れません。

 

手指のアルコール消毒は逆効果

 

一番解せないことは政府が義務付けている手指のアルコール消毒です。
前述の通り、ウイルス感染者の手指からウイルスが検出された事例はありません。ウイルスは感染者の肺から排出されるもので、手指からは出てきません。

ですから手指のアルコール消毒を徹底しても感染が全く減らないですし、徹底している店でもクラスターが発生しています。

 

アルコール消毒というのは、濡れている数秒間だけ効果があるものです。入店時に手指をアルコール消毒しても、その効果は数秒だけです。

しかしその数秒で、アルコール消毒により手指にある皮脂と常在菌という保護膜は一瞬で全滅して、皮膚細胞が無防備でむき出しになります。この状態でウイルスが付着すれば容易に細胞内に入り感染してしまいます。
手指の保護膜は、例えれば白木の床のワックスです。ワックスのきいた床にソースをこぼしても簡単に拭き取れます。しかしワックスを剥がした床にソースを垂らせば、白木の中までソースが入り込み拭いても取れません。
アルコール消毒とは、このように床のワックスを剥がして無防備にするように、手指を無防備にすることです。

 

アルコール消毒しても、しばらくたつと皮脂や常在菌が再生します。しかし、1日に何度もアルコール消毒すると、この再生が追いつかなくなります。アルコール消毒すると指がガサガサになります。この状態が皮脂や常在菌が剥がれた状態です。

アルコール消毒は、数秒間だけ効果があり、その後しばらく皮膚細胞を無防備にして感染リスクを高めるというもので、逆効果でしかありません。

もしも接触感染があるとすれば、それは手指をアルコール消毒をしたためと考えられます

 

インドでコロナ患者に真菌感染症が急増している理由

 

原因はコロナ治療にステロイド薬を使っているからと思われています。

なぜ呼吸器をつけたコロナ患者の致死率を下げる効果がステロイド剤にあるのか。それは新型コロナは人間の免疫を返り討ちにする能力があり、免疫が減らされたために人間はもっと免疫力を出していきます。それを繰り返して出しすぎる結果になり、自分の身体までダメージを与えて殺してしまう(サイトカインストーム)からです。https://www.asahi.com/articles/ASN5Q4GJ2N5FPLBJ001.html

免疫力を下げてサイトカインストームが発生しないようにする副作用として、免疫力を抑えるために他の病原菌に侵されてしまうのです。

このように身体の常在菌をなくしてしまうと、すぐに病原菌に侵入されるので、アルコール消毒や除菌剤の吸入は逆効果になります。

 

変異株の感染力がなぜ強力なのか

 

変異株は感染しやすく、今まででは起きなかった状況で感染が発生しています。

ウイルスのスパイク形状の進化により細胞に入りやすくなる点などがありますが、これについてはウイルス研究の発表に委ねます。

 

変異株はウイルスの量が多いと報告されています。
ウイルス量が多いというのは、ウイルスを放出する量と吸い込む量が多いことになり、これまで説明してきましたとおり、感染を防げる免疫力の限界値に早く到達してしまうということです。

濃厚接触では、従来なら1m離れて10分かけて吸い込む量を、変異株ウイルス量が100倍なら6秒で吸い込んでしまうということになります。
空間感染では、従来なら会議室でマスクを付けて10時間ドアを閉めていないと充満しなかったものが、変異株ウイルス量が100倍なら、6分で会議室にウイルスが充満して、多くの人の免疫限界値を超えてしまい、感染クラスターとなります。

タバコの煙で言うなら、1人がタバコを吸う状態から100人が同時にタバコを吸う状態になったことであり、これは従来の換気設備や空気清浄機で対処できない事態になるということです。

 

そして、変異株は短時間で大量のウイルスが他の人の肺に入りますので、最終的にその人の免疫力がウイルスを撃退して感染しなかったとしても、撃退するまでの間に呼吸した時にウイルスを放出してしまっています。本人は感染を免れても、その肺はウイルスの移動手段に使われ、移動した先でウイルスを吐き出してしまい、そこにいる免疫力の劣る人を感染させてしまいます。またはそういう人が複数集まれば、その人数分だけ空間のウイルス濃度が上がってしまいますので、感染を引き起こします。

 

ウイルスはなぜ感染拡大するのかという基本原理

 

ウイルスは私たちと同じ生物の一つとも言われます。生物には生存本能があり、生き延びるための仕組みがあります。人間は各個人がオンリーワンと考えていますが、生物としては皆が同じです。誰かが死んでも、別の人が生きていれば人間は生存し続けていることであり、万物そのように生命をつないでいます。

ウイルスも同じで、ウイルスは人間などの宿主に寄生して生きていますから、宿主がいなければウイルスは死にますし、宿主が死ねばウイルスも死んでしまいます。そして宿主の免疫力に撃退されても死んでしまいます。

そうならないために、ウイルスは新しい宿主に次々寄生していこうとします。
例えば、花粉。花粉を飛散させることによってその植物は生命をつなぎます。ゴカイは、大潮(潮位が高く潮の流れ、川の流れが速い)の時に産卵することで、生殖範囲を広げようとします。

 

ウイルスは進化しながら感染拡大する

ウイルスも、人間の免疫にやられる前に肺から飛び出し、次の宿主の人間の肺に移っていきます。

問題は、その時にウイルス側から見た免疫力をつけて飛散しているのだろうと考えられることです。人間の免疫に攻撃されることでウイルス側も免疫力をつけて進化し、ウイルスが全滅する前に進化したウイルスが飛び出して他の宿主に入り、そこでも免疫の攻撃を受けて学習して、徐々に進化していると考えられます。

実際、変異は至るところで多数発生していますが、特に強い変異株になっている場所は、人が密集していることに加え、ウイルスに対してあまり警戒をしていなかった国に目立ちます。

ここが対策の肝になりますが、新たな宿主にならないということを基本考えるべきです。

 

電車では感染しないのは本当か?

 

電車では感染しないと当初から専門家が説明して来ました。
それは本当でしょうか? 答えは、それは正しくないだろうと思われます。電車で感染した証拠がない=電車では感染しない、というのは証明になっていません。電車で感染したかどうかも調べてもいません。

飛行機は先の事例のように感染が何度も発生しています。飛行機では起きるのに、より密になっている電車では発生しない。それは解せませんよね?
違いは、飛行機は感染の調査をしているが、電車の感染調査はしていないからです。

 

感染者はその経路について聞き取り調査をされますが、その際に調査する人は電車などを除外して、どのナイトクラブやキャバクラに行ったのかをしつこく聞き、電車は感染しないと除外していたそうです。このように最初から電車は感染しないという常識になっているために調査をしておらず、その結果、電車の感染例が0のままになってしまっているのが現状です。

 

ウイルスの動きを考えれば、電車の中で感染しない状況は考えられません。
しかし調査する側の事情を考えてみてください。あなたがこの3日前から10日前に乗った電車、発車時刻、車両番号と車内の位置を全て書き出してくださいと言われても無理でしょう。電車だけではなく、立ち寄ったコンビニと時刻、ビルでエレベーターに乗った時刻、それら全てについて数百万人が正しくデータを全部出してくれてそれをスーパーコンピューターで解析しないと、どこで感染やクラスターが起きたか分からないのです。

調査不能なので、電車では感染は発生しないということにするしかないのだと思います。

 

Cocoaはなぜ4ヶ月も気付かれなかったのか

Cocoaは全然鳴らなかったのはなぜか。これだけの感染者がいて、通勤電車で何日も移動していたわけですから、その近くにいた人というのであれば多くの人がcocoaの警報を受けることになります。

考えられることの1つは、cocoaの電波はとても弱く、完全に感染者の隣にいないと探知しないことや、スマホをカバンの中に入れていると電波が届かないかもしれないという問題点です。
もう一つは、電車の中や繁華街での接触は除外していた可能性があります

私の周りでは1人しか通知が来ていません。このため鳴らないのが当たり前になっていて、システムが停止していることに4ヶ月も気付かなかったことになります。

 

実験や検証から、コロナ対策はどうするべきなのか

 

空気感染ときけば、すぐに空間除菌だという話が出てきますが、それには注意が必要です。

 

薬剤による空間除菌の危険性

アルコールで説明しましたが、皮膚についたウイルスを殺そうとしてアルコールをつければ、ウイルスは死にますが同時に皮膚の常在菌も死に、身体の免疫力がなくなります。
同様に空間に除菌剤を撒けば、ウイルスが死ぬと同時に人間の呼吸器もダメージを受けます。実際に市販の空間除菌剤で喘息になる例は発生していて注意が呼びかけられています。

除菌剤は爆弾です。敵と一緒にいるのに爆弾を使ったら一緒にいる自分もやられます。

強力な空間除菌を使用できるのは人間がいない時だけです。

次亜塩素酸水の空間噴霧は従来の薬剤による空間除菌に比べて効果も抑えられて健康被害が少ないのが特徴です。しかしこれも家庭で日常的にすると除菌により失われた常在菌を回復する時間がなくなりなり、上記の問題が発生する恐れがあります。

 

空間除菌の効果

ウイルスが死ぬほどの強力な薬剤では菌は全滅します。常在菌が減れば免疫力が下がりますので、ウイルスに感染しやすくなります。長時間 空間除菌の中にいることは感染リスクを高めるので逆効果です

 

空間除菌すべき場所と状況

ただし例外があります。病院の待合室などで空間除菌をすることは有効です。感染者が入室してきても、ウイルスは徐々に出てきますので、それを少しでも弱らせることで感染力を下げることができます。短時間であれば常在菌が全滅しても、待合室から出れば常在菌が少しずつ回復していきます。 一方、看護師などが長時間そこにいるのは危険です。空間除菌は短時間の滞在のみ安全で、長時間いると危険です。

 

 

ウイルスを殺す必要はない

 

感染はウイルスを吸い込むことで発生するのですから、吸い込まなければ感染はしません。極端な話、吸い込まなければウイルスが浮遊していても問題がありません。
致感染量のウイルスを吸い込まなければ感染しないし、吸い込まなければウイルスは自滅する
ウイルスを殺そうとするから、人間自身もダメージを受けて逆効果になってしまいます。

感染理由を考えた対策をすることが効果的であり、それは吸い込むウイルスの量を減らすことです。

 

以下に、ウイルスを殺さず撲滅するための「mamaionメソッド」を記載します。

 

感染抑止に効果のある方法①

ウイルスを吐き出さないこと、量を減らすこと。

  • 必ず充分な性能のマスクを全員がつけること。
  • ウレタンマスクはつけていないことと一緒なので使用しないこと。
  • 合わせて放射型空気清浄機(mamaionなど)を使用すること。吸い込むウイルス量を減らすことは重複して実行するほうがよい。
  • 極力会話をしないこと。特に大声で会話しない。
  • 屋外でも、人が見える距離なら上記の対策をすること。
  • エレベーターなどの狭い空間では絶対に会話をしないこと。
  • 電話をかけるときにマスクを外す人がいますが、絶対にダメ。

 

感染抑止に効果のある方法②

ウイルスを吸い込む量を減らすこと。

  • 必ず充分な性能のマスクをつけること。
  • ウレタンマスクはつけていないことと一緒なので使用しないこと。
  • 合わせて放射型空気清浄機(mamaionなど)を使用すること。
  • 呼吸を浅くすること。
  • 会話をしている人の近くに行かないこと。
  • 風のない日は外でも、人がいた場所を避けること。
  • エレベーターには極力複数で乗らないこと。乗る前にドアを開けて換気してから乗ること。

 

感染抑止に効果のある方法③

換気をしてウイルス濃度を下げること。

前述の実験映像の通り、閉じた空間ではウイルス濃度はどんどん上がってしまいます。クラスターが発生しているのは天井が低くて閉じた場所です。

  • 説明したとおりアルコール消毒は何の効果もないので使用させない。
  • 防音のため密閉しなければいけないカラオケBOXや飲食店は営業しない。
  • 外気の入らない地下やビルの使用も禁止する。
  • 窓やドアを開けて風が通るようにする。開けているだけで不十分なら外気を取り込むサーキュレーターなどを使用して強制的に外気を取り込む。

 

感染抑止ができているかを確認する方法

タバコの煙を活用するのが簡単です。

その場所でタバコを吸って、室内に臭いがするならば、感染リスクがあります。臭いがあってもすぐに消えるのであれば比較的に安全です。

地下であっても、外気の取り込み経路があって、タバコのテストで臭いがすぐに消えるのであれば安全と言えます。

 

自分の位置が安全かどうかを確認する方法

残念ながら確認することはできませんが、タバコの煙で想像してください。あの人がタバコを吸ったら私は煙いのかどうかとイメージします。風下にいれば臭いですし、風上なら至近じゃなければ臭くないでしょう。これは安全です。

 

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